岡崎市旧本多忠次邸ってご存知でしょうか？
昭和初期に建てられた洋館ですが、もとは東京都世田谷区にあったものが愛知県岡崎市の東公園内に移築復原されたものです。
何で東京から愛知、しかも岡崎に？と疑問に思う方も多いと思いますが、邸宅の持ち主だった本多忠次さんというお方が、岡崎出身の戦国時代の武将・本多忠勝の子孫かつ最後の岡崎藩主・本多忠直の分家筋というご縁によるとのことです。
復原された建物は2012年７月に博物館として開館し、国の登録有形文化財にもなっています。

旧本多邸は内部を見学できるだけではなく、部屋の一部を展示室として借りることができるので、１日だけですが展示をしたいと思います。
以前から旧本多邸で展示をやってみたいとは思っていましたが、今年思ったことは今年のうちに！と思い立ち、急遽開催を決めました。
内容は、旧本多邸の写真をトリガーにしたＡＲ（拡張現実）です。写真だけではなく、写真と同じ構図をアプリに読み込ませれば実際の部屋でもＡＲが出てきます。（予定）
展示室利用申請を出したときも展示内容を何と記入していいのかわからず、「実際の空間をトリガーにしてＡＲが出てくるから、空間と一体になった作品だよね！」ということで苦し紛れにインスタレーションと書いたので、旧本多邸からの公式情報は展示内容：インスタレーションになっていますが(´A`;)実際の内容はＡＲで遊ぼう、くらいの雰囲気です。

企画の紹介ページにＡＲの見方を書いてあるので、よかったらお試しください。
ご自分のスマホかタブレットにアプリをダウンロードして楽しんでいただく展示ですが、スマホもタブレットも持ってない、アプリのダウンロードがめんどくさい、という方のため、当日は貸出用スマホも用意しますよー。
また、12月３日（土）・４日（日）に開催されるクリエイターズマーケットでは、micho-michoさんのブース M-510でＤＭ配布＆その場でＡＲお試しもできますので、ぜひいらしてください！