文化資源学フォーラム「周年の祝祭」に参加しました

あっという間に2月ですね。
今日は多少ましでしたが、まだまだ寒い日が続きそうです。
そして今日はバレンタインデー!みなさんチョコレート食べましたか?
私はバレンタインだろうとなかろうと、チョコレートばかり食べております。

実は先日、東京大学で開催された文化資源学フォーラム「周年の祝祭」に参加してきました!
文化資源学フォーラムは年1回開催されていまして、毎年気になりながらも都合が合わず参加できなかったので、今年は思い切って東京まで行ってきました。

副題にもありますが、2018年は元号が「明治」に変わってから150年という節目=周年の年です。
これに関連して、国では「明治150年」事業として地方自治体等のいろいろな事業を関連事業として実施していくようです。
そこで、「明治150年」事業を考えるにあたり、皇紀2600年(1940年)、明治100年(1968年)と比較してその意義を考えよう、というのがフォーラムの趣旨でした。
全く知らなかったような分野のお話を聞くことができて、とても勉強になりました。
「昔も今も日本人の考えることは変わらないんだな」というのが一番の発見です。(余裕があれば追々日記に書きます)
配布資料には文化資源学研究室の院生の方々の論考も掲載されているので、こちらはこの後ゆっくり読みたいと思います。

さて、この「明治150年」事業ですが、愛知県ではあまり盛り上がっていないように思われます。
明治150年のサイトを覗いてみると、今日現在では、愛知県で開催予定の関連事業は4件のみです。単純に考えて、愛知県内では大半の市町村が特に何も行う予定がないといえる結果です。

こと地元である岡崎市に目を向けてみると、市の施策としては徳川家康!岡崎城!で推しているので、この周年に岡崎市がたどった近代をどのように取り上げていくのか、興味があるところです。
明治150年のサイトによると、美術博物館で展覧会が関連事業として行われるようですが。
これに関連して、以前面白い論考を見つけたので、またご紹介できたらと思います。

あとせっかくなので、今年の作品は近代建築・近代化遺産縛りでいこうかな?